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古谷動物病院古谷動物病院FURUYA ANIMAL CLINICご予約

ORTHOPEDICS

整形外科・運動器科

足を引きずる、段差を嫌がる。その変化はサインかもしれません。

診断から手術・保存療法・術後リハビリまで一貫して対応します。「手術か、保存療法か」も、その子の状態とご家族のご意向をふまえて一緒に決めていきます。

  • 専門診療

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この診療科について

手術用ルーペを用いて執刀する院長

他院での執刀も担う外科技術

院長は当院での診療に加え、都内・近郊の動物病院へ出向いて整形外科の出張執刀も行っています。難しい症例に向き合ってきた経験をもとに、最も身近な専門医療の窓口を目指しています。

KYON(A Movora Brand)のロゴ

信頼される KYON 社製インプラント

手術に使うプレートやスクリューは、スイス・チューリッヒ大学発で世界の整形外科専門医から信頼される KYON 社製品を導入。体にやさしく、拒絶反応や感染リスクの低減にも配慮した材料を使用しています。

犬の足を優しく支える手

触診を重視した診断とリハビリ

画像診断も大切ですが、当院では獣医師の手による触診を特に重視します。骨の歪み・関節の可動域・筋肉の張りなど、画像だけでは分からない小さな痛みのサインまで確認。術後は早期からリハビリを始め、自宅でのケアまでサポートします。

CAMIC城南のご案内(外部サイト)

02

こんなサインはご相談ください

日常のちょっとした変化が、骨・関節・神経の異常のサインであることがあります。

運動・歩行の異常

  • 足を引きずる、地面につけたがらない
  • 段差やソファの上り下りを嫌がるようになった
  • 歩き方がふらついている、よろけることがある
  • 散歩の距離が急に短くなった

関節・骨の異常

  • 関節が腫れている、熱を持っている
  • 膝がカクッとする(膝蓋骨脱臼の可能性)
  • 骨折・脱臼(交通事故・落下事故後)

03

主な対応疾患・処置

関節軟骨がすり減った関節の3Dイラスト

変形性関節症・関節炎

Osteoarthritis (OA)

加齢・肥満・関節の慢性的な負荷などにより関節軟骨が摩耗し、骨棘の形成や関節液の変性が起こる慢性疾患です。犬では特に肘・膝・股関節に多く見られます。「散歩を嫌がる」「立ち上がりが遅くなった」といった変化が現れます。完治は難しい疾患ですが、痛みのコントロール(消炎鎮痛剤・関節保護サプリメント)・体重管理・生活環境の改善を組み合わせることで、生活の質を大きく改善できます。

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断裂した前十字靭帯を示す膝関節の3Dイラスト

前十字靭帯損傷/断裂

Cranial Cruciate Ligament Rupture (CCL)

膝関節の安定を担う「前十字靭帯」が断裂する疾患で、人のACL断裂に相当します。断裂すると膝が不安定になり、強い跛行と痛みが生じます。放置すると半月板の損傷や変形性関節炎へ進行します。外科的修復が標準的で、当院ではTPLO法(脛骨高平部水平化骨切り術)・TTA法(脛骨粗面前進化術)など難度の高い術式に対応可能です。

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膝関節の構造を示す3Dイラスト

膝蓋骨脱臼(パテラ)

Medial Patellar Luxation (MPL)

膝のお皿(膝蓋骨)が本来の位置からずれてしまう疾患で、チワワ・トイプードル・ポメラニアンなどの小型犬に非常に多く見られます。重症度はグレード1〜4に分類され、放置すると関節軟骨が摩耗して変形性関節症へ進行します。手術では滑車溝形成術や脛骨粗面転位術などを組み合わせて対応します。若いうちに適切に処置することが、将来の関節炎予防につながります。

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椎間板が脊髄を圧迫している椎骨の3Dイラスト

椎間板ヘルニア

Intervertebral Disc Herniation (IVDH)

椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たす「椎間板」が変性・断裂して脊髄神経を圧迫する疾患です。ダックスフンド・ビーグル・シーズーなどに多く見られます。症状は圧迫の程度によりグレード1〜5に分類され、軽度は安静と薬物療法で改善するケースが多い一方、歩行困難・起立不能では外科的な脊髄減圧手術が必要になります。特にグレード4〜5は発症から48〜72時間以内の手術が予後を大きく左右します。少しでも異変を感じたら、すぐにご相談ください。

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関節に炎症が起きた股関節の3Dイラスト

股関節形成不全

Hip Dysplasia

股関節の骨格が正常に発育せず、関節がゆるんだり変形してしまう疾患です。大型犬に多く見られますが、小型犬にも発症します。「腰を振って歩く」「立ち上がりを嫌がる」「ウサギ跳びのように走る」といったサインが現れます。月齢・体格に応じて、下記の手術から最適なものをご提案します。

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壊死して崩れた大腿骨頭を示す股関節の3Dイラスト

レッグ・カルベ・ペルテス病

Legg-Calvé-Perthes Disease

大腿骨頭への血流が途絶えて壊死・変形する疾患で、小型犬の成長期(多くは1歳未満)に多く見られます。「後ろ足をかばう・ケンケンする」「だんだん足を使わなくなる」といったサインが現れます。当院では、痛みを取り除くだけの救済手術にとどめず、機能回復に優れる人工股関節(THR)を軸にご提案します。

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前腕の骨(橈骨・尺骨)が折れた状態を示す3Dイラスト

橈尺骨骨折など各種骨折

Fractures

交通事故・高所からの落下・激しい衝突などによる急性外傷です。骨の折れ方・部位・年齢・全身状態によって、骨プレート・髄内ピン・創外固定器などを用いた外科的固定、または保存的固定を選択します。事故直後は見た目以上に内臓や神経の損傷を伴うことがあるため、まず全身の緊急評価を行います。迷わず早急にご来院ください。

股関節に対応している手術

症状の重さ・月齢・体格・ライフスタイルに応じて、最適な術式をご提案します。

  • JPS(恥骨結合閉鎖術):生後4〜5ヶ月頃の早期介入。発育方向を矯正し進行を防ぐ予防的手術
  • TPO/DPO(骨盤骨切り術):骨盤の向きを変えて適合性を改善。比較的若齢・軽〜中度に適応
  • 3DHIP(カスタムメイドインプラントによる棚形成術):骨を切らず、その子の股関節の形に合わせて3Dプリンターで作成したチタンインプラントを被せて固定する低侵襲手術。若齢(およそ8ヶ月〜2歳)で自分の関節を温存でき、両側同時の手術や早期の回復が期待できる
  • THR(人工股関節全置換術):損傷した股関節を人工関節に置換する根本的治療。高い術後QOLが期待できる
  • FHNO(大腿骨頭骨頚部切除):痛みの原因となる大腿骨頭を切除。小〜中型犬・猫に有効

04

治療の考え方

当院では「必ず手術」でも「とにかく様子見」でもなく、その子の状態・年齢・ご家族のご意向・リスクを総合的に判断して、最善の方針をご提案します。

手術(外科的治療)

根治や機能回復を目指す方法です。切除・固定・矯正など、疾患に応じた術式を選択します。麻酔科との連携で、高リスク症例にも安全に対応します。

保存療法(手術しない選択)

消炎鎮痛剤・神経保護サプリメントによる薬物療法、安静・環境改善(段差の解消・滑り止めマット)、体重管理、リハビリテーションなど。高齢や麻酔リスクが高い場合でも痛みを大きく改善できるケースは多くあります。

術後リハビリ・長期フォロー

手術はゴールではなくスタートです。回復を最大化するため、リハビリ指導と経過観察を継続します。自宅でできるリハビリもお伝えし、通院回数を抑えながら回復を目指せます。

05

当院の麻酔へのこだわり

整形外科手術の質は、執刀技術と同じくらい麻酔の質に左右されます。骨や関節の手術は侵襲や痛みが大きいため、術中の安定した管理と術後の疼痛コントロールが回復を大きく左右します。当院は多くの病院では使用できない認可薬の使用許可を取得し、症例ごとに最適化した麻酔プロトコルを組みます。

麻酔科の詳しいご案内を見る

はじめてご来院される方へ

ご予約から診察・治療方針のご提案までの流れを、わかりやすくまとめています。

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Q&A

よくあるご質問

椎間板ヘルニアは必ず手術が必要ですか。
グレード(重症度)によって異なります。軽度(グレード1〜2)であれば安静と内科的治療で回復するケースも多くあります。重度(グレード4〜5:歩行不能・排泄障害など)は手術が推奨されることが多く、特に発症から48〜72時間以内の対応が予後を左右します。最終的にはご家族と一緒に判断します。
股関節形成不全と言われました。手術は必要ですか。
必ずしも手術が必要とは限りません。症状の程度・月齢・体格によって方針は大きく変わります。若齢で軽度であればJPS手術などの早期介入が有効なことがあり、成犬で中〜重度であればTHRやFHNOが選択肢になります。レントゲン検査をもとに丁寧にご説明します。
高齢で麻酔リスクが高いと言われました。手術はできませんか。
年齢だけで諦める必要はありません。当院では認可を受けた麻酔薬の使用や神経ブロックによる局所麻酔を用い、全身麻酔量を最小化したバランス麻酔に対応しています。術前の全身評価でその子のリスクを具体的に把握したうえで、手術が最善かどうかも含めて正直にお伝えします。
膝がカクッとするのですが、受診した方がいいですか。
はい、早めの受診をおすすめします。膝蓋骨脱臼はグレードが低い段階で対処すると、将来の関節炎リスクを大幅に下げられます。まだ痛そうにしていなくても、内部では進行していることがあります。
他院で診断や手術を受けた後のセカンドオピニオンは可能ですか。
もちろんです。「他院で手術を勧められたが不安」「このまま保存療法を続けていいか迷っている」など、どんなご相談も歓迎します。他院の検査データや画像をお持ちいただければ、より詳しいご説明が可能です。

このページは一般的な情報提供を目的としています。実際の診断・治療方針は その子の状態によって異なります。個別の症状や薬の使い方については、 自己判断せず担当獣医師にご相談ください。