CT(コンピュータ断層撮影)とMRI(磁気共鳴画像)は、からだを断面で撮影し、立体的に把握できる検査です。当院にこれらの設備はないため、必要と判断した場合は提携する画像診断施設へご紹介します。
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レントゲン・超音波で足りないとき
すでにレントゲンや超音波で調べたうえで、それでも分からないことがあるときにCT・MRIを検討します。
脳・脊髄の中を見たい(MRI)
てんかん発作の原因、椎間板ヘルニアの圧迫の部位と程度、脊髄の腫瘍や炎症など。骨に囲まれた場所は超音波が届かず、レントゲンにも写りません。
腫瘍がどこまで及んでいるか(CT)
手術で取り切るために、周りの組織や血管にどこまで入り込んでいるかを立体的に把握します。肺への転移の有無も、レントゲンより小さな段階で見つかります。
複雑な骨折・関節の形(CT)
骨のかけらの位置関係を立体で確認し、手術の計画を立てます。関節内の細かい骨折はレントゲンだけでは把握しきれないことがあります。
鼻の中・耳の奥(CT)
慢性の鼻水やくしゃみ、中耳の病気など、骨に囲まれて見えない場所を調べます。
CTとMRIの違い
| CT | MRI | |
|---|---|---|
| 得意なもの | 骨・肺・腫瘍の広がり・血管 | 脳・脊髄・靭帯などのやわらかい組織 |
| 撮影時間 | 短い(数分〜) | 長い(30分〜1時間以上) |
| よく使う場面 | 手術の計画、転移の確認、複雑な骨折 | てんかんの精査、椎間板ヘルニア、脊髄の病気 |
| 使うもの | X線 | 磁気と電波(放射線は使いません) |
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ご紹介の流れ
ステップ1:当院で必要性を判断します
まず神経学的検査・血液検査・レントゲン・超音波などで調べ、他の原因を除外します。そのうえで「撮影しなければ次に進めない」と判断したときに、CT・MRIをご提案します。
ステップ2:提携施設をご紹介します
高度な画像診断が必要な場合は、提携する画像診断施設「CAMIC城南」へ迅速にご紹介します。撮影後にそのまま手術へ進む可能性が高い場合など、状況によっては別の施設をご紹介することもあります。
ステップ3:撮影します(全身麻酔)
動かずにいる必要があるため、全身麻酔をかけて撮影します。事前に麻酔をかけられる状態かを術前検査で確認します。
ステップ4:画像と所見が当院に共有されます
撮影した画像と所見は当院に共有されるため、結果をふまえた治療方針をスピーディにご提案できます。撮影して終わりではなく、その後の日常の管理はかかりつけとして継続します。
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さらに詳しく知りたい方へ(参考リンク)
より深く知りたい方のために、信頼できる情報源をご紹介します。外部サイトへ移動し、英語のページを含みます。気になる点は、遠慮なく担当獣医師におたずねください。
- 動物のCT検査/MSD獣医マニュアル・獣医師向け(英語) — CTの原理と適応について解説。
- 動物のMRI検査/MSD獣医マニュアル・獣医師向け(英語) — MRIの原理と、脳・脊髄の評価における役割を解説。

