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古谷動物病院古谷動物病院FURUYA ANIMAL CLINICご予約

COLUMN

疾患・症状

食べてはいけないものを口にしてしまった!そんなときどうする?

「食べてはいけないものを飲み込んだかも?」と気づいたら、すぐにご相談を。誤飲時の受診の目安や内視鏡による異物除去、そして様子を見てはいけない危険なサインと事故を防ぐ環境づくりについてお話しします。

誤飲・誤食は、どんなに注意深い飼い主様でも起こり得る、家庭内事故の代表格です。大切なのは「食べたかもしれない」と気づいた瞬間に、どれだけ迅速かつ冷静に行動できるかです。

誤飲・誤食が疑われる時にまずすべきこと

お散歩中の拾い食いや、室内での異物誤飲による救急のご相談をよくお受けします。誤食に気がついた場合は、まず落ち着いて以下の情報を整理してください。

この情報が正確であるほど、最適な処置を選択しやすくなります。

自宅で様子を見てはいけないケース

すぐに受診が必要な「危険なサイン」

以下の症状が見られる場合は、胃から腸へ異物が移動し、腸閉塞を起こしている可能性があります。これらは一刻を争う救急事態です。

特に注意が必要な異物

異物の種類によっては、時間の経過とともに状況が悪化します。

これらは様子を見ても改善することはありません。迷わずすぐにお電話ください。

病院での治療の流れ

ワンちゃん・ネコちゃんの状態や異物の種類に合わせて、最適な除去方法を検討します。

吐かせる処置(催吐処置)の判断

飲み込んでから時間が経過しておらず(概ね1〜2時間以内)、胃の中に異物がある場合、お薬を使って吐かせることができます。ただし、尖ったものや強酸・アルカリ物質などは、吐き出す際にかえって食道を傷つけるため、処置が行えない場合もあります。

内視鏡による異物除去

当院では、開腹手術を回避するためのツールとして内視鏡を用いています。最大のメリットは「お腹を切らずに済むこと」です。カメラで胃の中を確認しながら、専用の器具で異物を掴んで取り出します。開腹手術に比べて麻酔時間も短く、体への負担(侵襲)が格段に少ないため、多くの場合その日のうちに帰宅が可能です。

外科手術(開腹手術)が必要になる場合

異物がすでに腸に流れて詰まってしまっている場合や、内視鏡で掴めない巨大な異物の場合は、外科手術が必要です。当院では迅速な緊急手術にも対応しています。

事故を未然に防ぐ環境づくり

誤飲は「予防」が最大の治療です。以下のポイントを再点検しましょう。

「本当に食べたかわからないけれど、おもちゃが足りない」という状況で受診される飼い主様はたくさんいらっしゃいます。レントゲンや超音波検査で「何もなかった」と確認できることも、一つの大きな安心につながります。手遅れになる前に、少しでも不安を感じたらすぐにご連絡ください。

Q&A

よくあるご質問

飲み込んだかもしれませんが、元気そうです。様子を見てよいですか。
「元気そうだから便から出るのを待とう」という自己判断は、時に命に関わる事態を招きます。異物の種類や飲み込んだ時間によっては、時間の経過とともに状況が悪化します。飲み込んだ可能性に気づいた時点で、まずお電話でご相談ください。何もなかったと確認できることも大きな安心につながります。
ネットで見た方法で自宅で吐かせてもよいですか。
塩や薬品を自己判断で投与して吐かせることは絶対にしないでください。かえって食道や胃を傷つけたり、別の中毒を引き起こす危険があります。催吐処置が適するかどうかは、異物の種類と経過時間によって獣医師が判断します。

監修:古谷動物病院

このページは一般的な情報提供を目的としています。実際の診断・治療方針は その子の状態によって異なります。個別の症状や薬の使い方については、 自己判断せず担当獣医師にご相談ください。

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