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古谷動物病院古谷動物病院FURUYA ANIMAL CLINICご予約

SIMULATOR

渡航シミュレーター

うちの子の場合は、どうなるのか。

制度の説明を読んでも、自分の子に当てはめるのは難しいものです。マイクロチップの装着日と、直近の狂犬病予防注射の日。この2つが分かれば、必要な準備と所要期間はほぼ決まります。いくつかの質問にお答えください。ページの後半では、ハワイ・北米・ヨーロッパ・東南アジア・南米の渡航先別に、何がどう変わるのかもご覧いただけます。

  • 検疫手続き
  • 所要期間の判定
  • 渡航先別

PAGE GUIDE

このテーマは5ページでご案内しています

海外渡航の手続きは、調べることが多く、どこから手をつければよいか分かりにくいものです。知りたいことにすぐたどり着けるよう、内容を5つのページに分けています。上から順にご覧いただくと、全体像がつかめる並びにしています。

START

質問にお答えください

渡航のご相談で当院が最初に行うのは、その子がどのパターンに当てはまるかの見きわめです。ここを自動化したのがこのシミュレーターです。長くても7問、多くの方は5〜6問で結果に届きます。

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どちらの向きのご予定ですか?

日本から出るのか、海外から日本へ連れて帰るのかで、必要な準備がまったく変わります。

入力した内容は、この端末の中だけで計算しています。当院を含め、どこにも送信・保存されません。

ABOUT

このシミュレーターが答えられること・答えられないこと

判定しているのは、日本の法令と動物検疫所の公表ルールから機械的に導ける事項だけです。ここを曖昧にすると、かえって危険だと考えています。

答えられること

  • これまでの狂犬病予防注射を1回目として使えるか
  • 追加接種と採血を同じ日にできるか、何日待つ必要があるか
  • 採血から結果通知までを含めた所要期間の目安
  • 出発予定日に間に合うかどうか
  • 帰国時に180日の待機が必要になるかどうか
  • 当院が行うことと、ご家族が行うことの区別

答えられないこと

  • 相手国の入国条件——国ごとに異なり改定されるため、ご自身での確認が必要です
  • 費用の見積もり——渡航先・頭数・処置によって変わります
  • 航空会社が預かってくれるかどうか——犬種や季節で条件が変わります
  • その子の健康状態が渡航に耐えられるか——診察が必要です

COMMON

どこへ行っても共通の、日本側の準備

渡航の手続きは「日本を出る手続き」と「相手国に入る手続き」に分かれます。このうち日本を出る手続きは、渡航先が変わっても同じです。マイクロチップを装着していて、1年以内に狂犬病予防注射を受けている犬であれば、次の流れになります。

  1. 追加の狂犬病予防注射(=2回目)を受ける
  2. 約2週間あけて、抗体価検査の採血をする(お急ぎの場合は接種と同じ日の採血も可能です)
  3. 結果(0.5 IU/ml以上)が届くのを待つ(検体到着から約2週間が目安)
  4. 出発の14日前までに、動物検疫所へ輸出検査を申請する
  5. 出発前にもう一度受診(渡航先が求める駆虫・英文健康診断書)
  6. 出発10日以内に輸出検査を受け、英文の輸出検疫証明書の交付を受ける

PATTERNS

渡航先別に見る

変わるのは2つです。相手国が求める条件と、帰国のときの負担。とくに後者は見落とされがちですが、影響はずっと大きくなります。

ハワイ

帰国はいちばん楽

帰国のとき

ハワイは日本の「指定地域」の一つです。ハワイから日本へ帰るときは、狂犬病抗体価検査も180日の待機も不要。マイクロチップと在住規定を満たせば済みます。5パターンのなかで、帰国がもっとも軽いのがハワイです。

相手国の主な条件(要確認)

根拠
ハワイ州独自の検疫法(Chapter 4-29 HAR)。米国本土のCDCルールとは別に、州の要件があります
狂犬病予防接種
2回の接種証明が必須
抗体価検査
OIE-FAVN検査に合格していること。当院から国内の指定検査施設へ出せますが、別紙に「ハワイ州渡航」と明記する必要があります
待機
FAVN合格後30日以上、かつ直近の接種後30日以上あけて到着
満たさない場合
到着後、最長120日の係留
申請
オンライン(HIPOP)。書類は到着の10日以上前に届くように

スケジュールの目安

当院から出す場合、検査結果の目安は検体到着から約2週間です。そのうえで、FAVN合格後30日以上・直近の接種後30日以上あけて到着する必要があります。渡航の2〜3か月前には動き始めておくと安心です。

とくに気をつけたいこと

ハワイが求めるOIE-FAVN検査は、当院からいつもの生物科学安全研究所(国内唯一の指定検査施設)へ出せます。米国の検査機関へ送る必要はありません。

ただしひとつだけ手順が違います。ハワイ州への渡航が目的の場合は、検体を送る際に別紙へ「ハワイ州渡航」と明記して同封する必要があります。この一文がないと、ハワイ州が求める形式で処理されません。当院で必ず添えますので、ご予約の際に「渡航先はハワイ」とお伝えください。

なお、検査結果が出るまでの目安は検体到着から約2週間です。ハワイはこの結果が出たあとさらに30日以上あけて到着する必要があるため、余裕をもって始めてください。

北米(米国本土・カナダ)

入国条件はシンプル

帰国のとき

米国本土・カナダは日本の「指定地域」ではありません。帰国時に180日の待機を避けるには、出国前に日本で抗体価検査まで済ませておくことが必須です。

相手国の主な条件(要確認)

根拠
米国はCDCの規則(2024年8月1日から現行ルール)
日本の区分
日本は「狂犬病の高リスク国」に挙げられていないため、もっとも簡素な区分で扱われます
必要書類
CDC Dog Import Form のみ(無料・オンライン。受領書は6か月有効で、犬1頭につき1枚)
月齢
入国時に生後6か月以上であること
マイクロチップ
ユニバーサルスキャナで読み取れること
入国地
空港・港・陸路の制限はありません

スケジュールの目安

米国側の手続き自体は直前でも間に合います(フォームは渡航当日でも記入可)。日程を決めるのは、あくまで日本側の抗体価検査です。

とくに気をつけたいこと

意外な落とし穴が乗り継ぎです。米国のルールは「入国前6か月間にどの国にいたか」で変わります。高リスク国を経由・滞在した場合は要件が厳しくなるため、経由地も含めて確認してください。

カナダは米国とは別の制度です。渡航先がカナダの場合は、カナダ側の要件を必ず個別にご確認ください。

ヨーロッパ(EU)

書類の期限が厳格

帰国のとき

EU諸国は日本の「指定地域」ではありません。帰国時の180日待機を避けるため、出国前に日本で抗体価検査まで済ませてください。

相手国の主な条件(要確認)

根拠
EU共通のルール。加盟国ごとに上乗せの条件があることがあります
マイクロチップ
必須
狂犬病予防接種
生後12週齢以降に接種。初回は接種完了から21日待ってから入国
抗体価検査
日本はEUの免除リストに掲載されているため、EUへ入るためには不要(ただし日本へ帰るためには必要)
健康証明書
animal health certificate。発行から10日以内に入国する必要があります
駆虫
フィンランド・アイルランド・マルタ・北アイルランド(およびノルウェー)へ入る場合、エキノコックス駆虫を入国予定時刻の24〜120時間前に実施
入国地
原則として指定された入国地点(travellers' point of entry)を通ります

スケジュールの目安

日本側の抗体価検査が終われば、あとは出発直前の書類がすべてです。健康証明書は10日以内、駆虫は24〜120時間前と、いずれも「窓」が狭いのが特徴です。

とくに気をつけたいこと

EU向けは、動物検疫所の輸出検疫証明書に獣医師(家畜防疫官)の署名が必要な国にあたります。署名のための検査は予約制で、枠が限られます。出発の14日前までの申請を、余裕をもって行ってください。

抗体価検査については、朗報があります。EUは狂犬病抗体価検査を免除する国のリストを定めており、日本はこのリストに掲載されています。そのためEUへ入国するために抗体価検査を受ける必要はありません(掲載のない国からは、初回接種完了から30日後に採血し、そこから3か月待つ必要があります)。

ただし混同しやすいのでご注意ください。これは「EUに入るため」の話です。「日本に帰るため」には、出国前の抗体価検査がやはり必要です。EUが免除しているからといって省くと、帰国時に180日の待機が生じます。

なお、直前に別の国に滞在していた場合など、事情によってはEU側から抗体価検査を求められることがあります。その場合は検査機関の最新様式の申請書で発行された証明書でなければEU入国時に認められません。当院で最新の様式を用意しますので、渡航先がEUであることを必ずお伝えください。

東南アジア

帰国準備が決定的

帰国のとき

いずれも日本の「指定地域」ではありません。出国前に抗体価検査まで済ませておかないと、帰国のために現地で一から処置をやり直し、採血日から180日待つことになります。

相手国の主な条件(要確認)

共通点
国ごとに条件が大きく異なります。事前の輸入許可(インポートパーミット)を求める国が多い地域です
狂犬病の状況
タイ・ベトナム・フィリピン・インドネシア・マレーシア・カンボジア・ラオス・ミャンマー・ブルネイは、米国CDCが狂犬病の高リスク国に挙げています
例外
シンガポールは高リスク国に挙げられていません
確認先
相手国の動物検疫機関、または日本にある相手国大使館

スケジュールの目安

日本側の準備(抗体価検査まで)に加えて、相手国の輸入許可の取得に時間がかかることがあります。渡航先が決まったら、まず輸入許可の要否を確認してください。

とくに気をつけたいこと

このエリアで本当に大切なのは、入国条件よりも帰国の準備と、滞在中の狂犬病リスクです。

狂犬病が発生している地域では、その子が現地で咬まれる可能性があります。狂犬病予防注射の有効免疫期間を切らさないことは、帰国の条件を保つためだけでなく、その子自身を守るためでもあります。滞在先で追加接種を受けられる動物病院を、渡航前に調べておくことをおすすめします。

南米

情報収集に時間を

帰国のとき

いずれも日本の「指定地域」ではありません。東南アジアと同じく、出国前の抗体価検査が帰国を左右します。

相手国の主な条件(要確認)

共通点
国ごとに条件が異なり、輸入許可や現地当局での手続きが必要なことがあります
狂犬病の状況
ブラジル・ペルー・ボリビア・コロンビア・エクアドル・ベネズエラは、米国CDCが狂犬病の高リスク国に挙げています
例外
アルゼンチン・チリ・ウルグアイ・パラグアイは高リスク国に挙げられていません
確認先
相手国の動物検疫機関、または日本にある相手国大使館

スケジュールの目安

直行便が少なく、第三国での乗り継ぎが前提になることが多い地域です。経由国が独自の条件を課すことがあるため、経路が決まってから確認を始めてください。

とくに気をつけたいこと

乗り継ぎに注意が必要です。経由国によっては、通過するだけでも書類を求められることがあります。また米国を経由する場合、米国のルールは「過去6か月にどの国にいたか」で変わるため、滞在歴が影響します。

日本語での情報が少ない地域でもあります。ご自身での確認が難しい場合は、渡航代行の業者に相談されるのも確実な方法です。

SUMMARY

5パターンの比較

渡航先帰国時の180日待機相手国側でとくに重いもの
ハワイ不要(指定地域。抗体価検査も不要)州独自のFAVN検査と、合格後30日の待機
北米(米国本土)出国前に準備すれば不要生後6か月以上。書類はCDCのフォーム1枚
ヨーロッパ(EU)出国前に準備すれば不要健康証明書10日以内・駆虫24〜120時間前という狭い窓
東南アジア出国前に準備すれば不要輸入許可が必要な国が多い。滞在中の狂犬病リスク
南米出国前に準備すれば不要情報が少ない。経由国の条件にも注意

NEXT

結果が出たあとに

結果はそのまま印刷してお持ちいただけます。ご相談の際は、記録の写真を公式LINEにお送りいただくのがいちばん早い方法です。判定に必要なのはマイクロチップの装着日と、これまでの狂犬病予防注射の接種日だけですので、来院いただかなくてもお答えできます。

渡航先の条件を一緒に確認しながら、じっくりご相談されたい場合はオンライン診療をご利用ください。渡航が決まった時期は、ただでさえ決めることが多いものです。まずは移動の負担なくご相談ください。

Q&A

よくあるご質問

何を用意すれば、シミュレーターを使えますか?
マイクロチップの装着日と、直近の狂犬病予防注射の接種日——この2つが分かれば判定できます。注射済票、接種証明書、マイクロチップ登録証明書のいずれかに書かれています。当院で接種してきた子であれば、こちらの記録で確認できますのでご連絡ください。出発予定日が決まっていれば、その日から逆算した日付入りのスケジュールもお出しします。まだ決まっていない場合は、必要な日数だけをお答えします。
入力した内容は、病院に送られますか?
送られません。計算はすべてお使いの端末の中で行っており、入力内容をサーバーへ送信することも、保存することもありません。そのため、この結果を当院が把握しているわけではありません。ご相談いただく際は、お手数ですが結果の内容をお伝えいただくか、記録の写真を公式LINEにお送りください。なお、その子のお名前や連絡先は入力していただかない設計にしています。
結果の日付は、そのとおりに進むと考えてよいですか?
目安としてご覧ください。とくに狂犬病抗体価検査は、採血から結果通知書が届くまで約3週間が目安ですが、検査機関の事情により前後します。そのためシミュレーターは、この変動を見込んで少し余裕をもって判定しています。「間に合います」と表示されるのは、検査が多少長引いても出発日に間に合う場合だけです。逆に「ぎりぎりです」と出た場合は、目安どおりなら間に合うものの、検査が長引くと危ういという意味です。すぐに着手してください。
渡航先の入国条件も判定してもらえますか?
できません。入国条件は国ごとに異なり、しかも改定されることがあるため、相手国の動物検疫機関または在日大使館へ、飼い主さまご自身で直接ご確認いただく必要があります。動物検疫所も同じ案内をしています。このシミュレーターが判定しているのは、日本の法令と動物検疫所の公表ルールから機械的に導ける「日本側の要件」だけです。ただし、渡航先を選んでいただくと、日本側の手続きで気をつけるべき点(オーストラリアは6か月以上前からの準備が必要、ハワイ・台湾は検体に添える別紙の記載が必要など)はお伝えします。このページの後半では、ハワイ・北米・ヨーロッパ・東南アジア・南米の5パターンについて、相手国側の代表的な条件もご紹介しています。
「分からない」を選んだら、結果が出ませんでした
マイクロチップの装着や接種日が分からない場合、判定に必要な情報が欠けるため、あえて結論を出さない設計にしています。あいまいな情報でスケジュールをお出しすると、かえって危険だからです。その代わり、何を確認すればよいかを表示します。記録の写真を公式LINEにお送りいただければ、こちらで確認してお答えします。当院で接種してきた子であれば、記録がお手元になくても大丈夫です。

LINKS

このページの根拠となる一次情報

渡航先別の記載は、次の各機関のページで確認したものです(2026年8月時点)。制度は改定されるため、実際の手続きの際は必ず最新の情報をご確認ください。

このページは一般的な情報提供を目的としています。実際の診断・治療方針は その子の状態によって異なります。個別の症状や薬の使い方については、 自己判断せず担当獣医師にご相談ください。

INFORMATION

受診のご案内

〒142-0064 東京都品川区旗の台4-4-19

TEL 03-3788-4688

  • 東急大井町線・池上線旗の台駅」より徒歩5
  • 東急大井町線荏原町駅」より徒歩3

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ご予約優先制です。

古谷動物病院の診療時間。休診日は日曜日・祝日
診療時間
9:00〜11:30
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休診日日曜日・祝日

  • 土曜日の午後は18:00までとなります。
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